闇名刺を超えて・・・

名刺がないと嘆いていた2年前。ないなら作ってしまえ!!とノリで作った闇名刺。

インパクトの強さから多くの人にもらっていただき(配り続け)、そのおかげで色んな人と繋がることができました。

24歳からの私を振り返れば、病、闇などマイナスイメージのものに占領されていました。それを個性にまで昇華出来たらよかったのかもしれないけど、そこまでの勇気とか色々なくて、結果できませんでした。。

そんな中、この2月で、アルバイトではありますが、「休まずに会社に行く」という私にとって最難関の、安定した就労を半年継続することができました。そして、ありがたいことに、会社の名刺を作ってもらい、所属意識にさいなまされていた問題もクリアできました。

となると、欲がでるもの。もう一度、夢を追いたい。小学生の時に描いていた「バリバリと働くキャリアウーマン」にもう一度挑戦してみたいという気持ちが、日に日に強くなっています。冷静に考え、この年齢と職歴では、大企業に転職は難しいので、「この年齢からでも、得意分野を見つけて、努力で何とかなるキャリアを作っていきたい」と思っています。

休職、無職期間も長く、平均的な32歳に劣る仕事しかできないところが課題です。一言でいえば、自分に自信がない。積むべき経験値も知識も不足していると感じます。何もかも明確ではないですが、闇と同じくらいのインパクトを与える明るいコトを発信していきたいと思っています。

  

と、前置きが長くなりましたが、ここで発表です!

 

「闇を強調するアイデンティティ、自己紹介、それをきっかけに人と繋がることは終わりにしたい」と思います。

そう考えるに至った出来事は色々あり、職場の上司とのたわいもない話だったり、変わった勧誘に度々遭ったり、自分が作っていくだろう家族について考えたことが大きいかもしれません。もし子供がいる人生になったとしたら、子供にとって、自分の母親が「闇」や「病」をアイデンティティにして生きていたら、かなり戸惑うだろうなと思いました。多様性の世の中とはいえど、こればかりはリスクが大きいし、私が思う「自分らしさ」をそこに見出すことができませんでした。

「うつ」であってよかったと思えた最大の経験は、生き方見本市で話させてもらえたことに尽きるなと思います。それ以外は皆無です(笑)

誰にもなってほしくないし、予防線はりまくっていい病だと思っています。ただ、なってしまったものはしょうがない。そう遠くない未来に回復する病であるというのが主治医と私の見解です。服薬と通院についても卒業を迎える時が必ず来ると信じて行動しています。

 

これまで闇名刺をもらってくださった皆様方、ありがとうございました!

もし、闇じゃない私でも付き合ってくれる方は仲良くしてください!!

これから、自分に何ができるか、闇に溢れた20代を後悔しないように、恥じないように

進んでいきたいと思います。きっとアイデンティティは後からついてくるもの。

まずは「じっくり考え、行動あるのみ!」を信念に30代肩ひじ張らず、頑張っていきます!